ボドワードPterodoras granulosus (Valenciennes, 1821)

  • 記載

    Humboldt, F. H. A. von and A. Valenciennes 1821 Recherches sur les poissons fluviatiles de l'Amérique Équinoxiale. In: Voyage de Humboldt et Bonpland, Deuxième partie. Observations de Zoologie et d'Anatomie comparée. Paris. v. 2 (Title page 1833): 145-216, Pls. 45-52.

  • 分類

    ナマズ目 ドラス科

  • 原産地域

    南アメリカ、ブラジル

  • 原産地

    アルゼンチン, パラ州, パラグアイ, アマゾナス州, ウルグアイ, ボリビア, ガイアナ, スリナム, ペルー, コロンビア

  • 成魚サイズ

    40cm

  • 流通名

    ボドワード, マーブルボドワード

在庫情報

2025.05.31更新

  • SMサイズ1尾

    5900円

Mサイズのボドワード
Mサイズのボドワード
SMサイズのマーブルボドワード

ナマズ類

南米に広く生息する大型ナマズの一種です。
黒い体色に尖った鱗が一列あります。
夜行性で、日中は物陰に隠れ夜間小魚や底生成物を捕食します。
飼育は容易。

入荷は稀。
SMサイズ1尾¥5900.

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詳細説明

ボドワードキャット類には2025年7月現在2種が認められている。
1種は本種グラヌロスス Pterodoras granulosus で、もう1種はリヴァシ P. rivasi である。
文献上グラヌロススが南米の広い範囲に生息しているのに対し、リヴァシはコロンビアとヴェネズエラのオリノコ水系にのみ生息している。
マーブルボドワードとされる小形個体は体色が淡く、まだら模様に成っていることが多い。
観賞魚業界では、それをしてマーブルの名称を付けていると考えられ、体色の黒いいわゆるボドワードとは区別しているようである。
多くの書籍で、本個体に sp. を付け解説していることは、マーブルボドワードが、ボドワードではなく別種であることを意味しているが、文献上はマーブルボドワードといわゆるボドワードは同種もしくはヴァリエーションである。
マーブルボドワードが、ほぼほぼペルーから輸入されることは、上記のことを支持するに足りる。
とはいえ、ボドワードのあまりに広い分布域を考えると、その中に別種がいることも考えられなくもない。
若魚であるSMサイズの個体が、今後どのような変化を遂げるか興味深い。