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プラゼール水生生物研究所は2階建で一階は店舗、二階は研究室と温室に成っています。
一階店舗には細長い池を渡って店内に入る様に設計しました。
この池にはフナや金魚を始め、日本淡水魚や熱帯魚類、ニジマスも泳ぎます。
池の掃除にプレコ類は欠かせません。入り口部分には風よけ室を作る予定ですが、店主が忙しいため未だに実行できずにいます。
完成すれば、現在の入り口は内戸になり、この部分は小さな温室に変わります。 -
店内の水槽の配置
コリドラスや小型魚種を中心とした水槽配置が基本に成っています。
A〜Iまでのブロックごとに、飼育する魚種を大まかに分類しています。Aブロック・・・・・【ラウンドノーズ系】ロレットエンシス、ツッカーノ、グリセウス、等
B・Cブロック・・・【ベントノーズ系】アークタス、シムラータス、ソロックス、等
D・Eブロック・・・【ショートノーズ系】トリリニアータス、ステルバイ、レウコメラス、等
F・Gブロック・・・【ロングノーズ系】ハラルドシュルツィー、レオパルダス、プルケール、等
Hブロック・・・・・【エレガンス系】ナヌス、ナポエンシス、ウンデュラータス、等
Iブロック・・・・・【その他】アルビノ系、ハイブリッド系、ロングフィン系、等A~Hまでのコリドラスのグルーピングは、プラゼール独自の分け方をしています。
一般に使われているものは、観賞魚業界に広く知られているものですが、名称と系統があまり一致しておらず、これをより系統に近い分け方をしたのがこのグルーピングです。 -
プラゼール水生生物研究所の水槽は全てがオーバーフロー使用です。
従って、個別でもオーバーフローでも、いつでも簡単に変更する事が可能です。
それにより、全換水は数分で、丸洗いは10分ほどで終了します。これらの設備の基に成っているのは、水生生物に関しての独自の(実は当たり前の)知見があるからです。
飼育技術の向上は、飼育生物の知見なしにはあり得ません。 -
庭の四季
店舗の南側に4×3mの小さな庭を造りました。
180×120×60cmの水槽を埋め込み、コイなどの泳ぐ池もあります。
色々な植物(木本14種、草本25種)を植え、四季それぞれに違った顔を持つ庭にしました。
シンボルツリーには高性のサルスベリを植えています。
作成で最も難しかったのは、出入り口の屋根とパーゴラの設計施工です。
屋根の面を水平でなく、やや前方に傾けて作成しました。
この場所は門から南側の店舗入り口へ曲がって入り、店舗内に設置したリフトで2階の温室へ荷物を運べるように設計しています。
12m²の小さな庭ですが、十分楽しめるものに成ったと思っています。 -
春
モッコウバラが最盛期を迎えクルメツツジが満開です。
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初夏
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白花のリコリス9月中頃に開花。彼岸花の白花です。
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ショップ
荒川区町屋の下町住宅地の一角で密かに営業しているプラゼール水生生物研究所のショップ。
ショップ内の水槽構造や豊富にある植物などについて。