オスフロネムス・セプテンファスキアトゥスOsphronemus septemfasciatus Roberts, 1992

  • 記載

    Roberts, T. R. 1992 (Feb.) Systematic revision of the southeast Asian anabantoid fish genus Osphronemus, with descriptions of two new species. Ichthyological Exploration of Freshwaters v. 2 (no. 4): 351-360.

  • 分類

    スズキ目 オスフロネムス科

  • 原産地域

    インドネシア、マレーシア

  • 原産地

    ボルネオ, サラワク

  • 成魚サイズ

    40cm

  • 流通名

    オスフロネームス・セプテンファスキアータス

在庫情報

2022.11.05更新

  • ワイルドMサイズ1尾

    15000円

若魚
未成魚

キノボリウオ類

大型でボルネオに限産するグラミーの一種です。
未成魚の時代には、灰褐色の体色に7~8本の横縞があり、尾柄部前方に1黒斑があります。
頭部は尖っています。
成長と共に大きく体型を変え、体色もオレンジを基調とする色彩に変化します。
50cmを超える大きさに成長するためそれなりの設備が必要になります。

入荷は稀。
ワイルド個体Lサイズ1尾¥15000.

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料金は一律¥900です。内容は生体、器具などです。
配送時間はご相談ください。
メリットは生体が当日着きますのでダメージがありません。
発泡スチロールなどのごみが出ません。
宅急便より割安です。まとめ買いは非常にお得。

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店頭での販売は、外税価格になります。

詳細説明

オスフロネムス属 Osphronemus には2023年現在4種が認められている。
この内、最もよく知られているのはゴラミ種 O. goramy である。
一般にはジャイアントグラミーとして昔から知られていた。
本種セプテンファスキアトゥス O. septemfasciatus はその後に記載され、ゴラミが記載されてから約190年もの月日が流れている。
それまでオスフロネムス属はただ1種とされていたのである。
本種はグラミー類の中でもとびぬけて大形に成る。
未成魚の段階では他のグラミー類と同様の顔つきをしているが、成魚になると顔の形は一変し、顎が飛び出し頭部が丸くなる。
とても同種とは思えない御面相になる。
そうなって初めて繁殖が可能になるようで、それはこれらの魚種の繁殖法と関係があるようである。
一般にグラミー類の繁殖は、泡巣を作りそこへ卵を産み付けるという変わった繁殖法が知られている。
しかし本属魚種は水中にバスケットボール大の巣を作り、そこへ産卵する。
巣は、水中に落ちた小枝や枯葉、水草や植物の茎などで作られる。
横に出入り口が開いており、そこから出入りできるようになっている。
尖った口は泡巣を作るには適しているが、小枝や草の茎などを運ぶには適さない。
こういった材料を使い大形の巣を水中に作るには、ガッチリした大きな口が必要になるだろう。
この場合形態と生態はうまく合致していると思われる。