アスピドラス・ライムンディAspidoras raimundi (Steindachner, 1907)

  • 記載

    Steindachner, F. 1907 (Mar.) Über eine neue Psilichthys-Art, Ps. cameroni aus dem Flusse Cubataõ im Staate S. Catharina, Brasilien. Anzeiger der Kaiserlichen Akademie der Wissenschaften, Wien, Mathematisch-Naturwissenschaftliche Klasse v. 44 (no. 6) (for 28 Feb. 1907): 82-85.

  • 分類

    ナマズ目 カリクティス科 アスピドラス

  • 原産地域

    ブラジル

  • 原産地

    マラニヨン州

  • 成魚サイズ

    3cm

  • 流通名

    アスピドラス・ライムンディ

在庫情報

2022.08.13更新

  • 時価円

カリクティス類

小型で後頭部が金色に光り、背鰭には太くはっきりした黒帯があります。
体側には大小の点模様が入り、アスピドラス属の中では最も美しい種類の一つです。
体高が低いため、細長い印象を受けます。
パウキラディアトゥスの体型に類似しています。

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詳細説明

本種については正しい写真がほとんど無く、フィッシュベースの画像もタイトル画面の写真以外はすべて誤り。
画像の個体は、筆者がコリドラス・ジュリーの原記載地を訪れる際に、本種の記載地にも寄り発見した個体である。
生息場所は清流から引き込まれた浅いわんどのような場所で、まるで小さな回遊式庭園の様であった。実に美しい場所で感動した覚えがある。
水深は10~20cmの砂泥底、緩い流れの中で採食していた。
数日後にも寄ったが、その日は雨で水かさが増し、全てが泥水の中に水没していた。
濁流が一面を覆い、とても数日前の美しい場所の面影はみじんも無い。
この濁流のどこかに、小さなライムンディが潜んでいるかと思うと、彼らの強靭さに今更ながら驚かされる。