グリーンネオンダーターAmmocryptocharax elegans Weitzman & Kanazawa, 1976

  • 記載

    Weitzman, S. H. and R. H. Kanazawa 1976 (12 Oct.) Ammocryptocharax elegans, a new genus and species of riffle-inhabiting characoid fish (Teleostei: Characidae) from South America. Proceedings of the Biological Society of Washington v. 89 (no. 26): 325-346.

  • 分類

    カラシン目 クレヌクス科

  • 原産地域

    南アメリカ

  • 原産地

    ボリビア, ヴェネズエラ, コロンビア

  • 成魚サイズ

    6cm

  • 流通名

    グリーンネオンダーター, グリーンダーター

在庫情報

2020.02.16更新

  • 1尾

    3500円

輸入個体 エレガンスかどうかは疑わしい。

カラシン類。

グリーンの体色は自然環境下では信じられないような輝きを放ちます。
おとなしく水槽内にいる様は、生息地で急流に定位しているとは
想像もつかないでしょう。
当研究所により、おそらく世界初のカラー写真が撮られ、知られるようになった種類です。

入荷は稀。
1尾¥3500.

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メリットは生体が当日着きますのでダメージがありません。
発泡スチロールなどのごみが出ません。
宅急便より割安です。まとめ買いは非常にお得。

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詳細説明

  • 世界初の現地カラー画像
    世界初の現地カラー画像

Ammocryptocharax には現在まで4種が記載されているようだ。
中でも本種 Ammocryptocharax elegans は最も広い分布域を持つとされている。
本種の多くはペルーから輸入されているが、なぜか科学的な記載からは、ペルーは外されており、採集地の関係からか実際には生息している物と考えられる。
本種の存在は今(2020年)から30年以上も前から知ってはいたが、まさかこのような色彩であるとは想像もつかなかった。
ポルトヴェーリョからウマイタにかけての街道沿いの、流れの速い小川で採集していたとき、初めて本種と出会った。
夕方であったため、網に入った黄緑色に輝く生物に何か分からず、手が出なかったことを思い出す。
今でもその時の光景が脳裏に焼き付いている。
それが、以前から知っていた魚種であることを、日本に帰ってから初めて知ったのであった。
その後、トランスアマゾニカを横切る川でも幾つかの個体を採集することが出来た。
本種は、流れの速い川の瀬脇などに生えるテープ状の水草の中に定位しており、そこに生息する小型の生物や流下物を餌にしていると考えられる。
鮮やかな色彩や細い体型は、まさに環境適応の賜物と言えるだろう。
この魚を捕えることは非常に難しく、急流の中を素早く移動する能力を備えるため、網で救うなどという事は一切出来ない。下流に置いた網にかき込むのだが勝負は一瞬で決まる。
多くの個体が日本にやって来るが、どれだけ面倒な採集しているのか、想像に難くない。