グリーンディスカスSymphysodon tarzoo Lyons, 1959

  • 記載

    Lyons, E. 1959 Symphysodon discus Tarzoo. New blue discus electrify aquarium world. Tropicals Magazine v. 4 and cover: 6-8, 10.

  • 分類

    スズキ目 シクリッド科

  • 原産地域

    ブラジル

  • 原産地

    アマゾナス州

  • 成魚サイズ

    12cm

  • 流通名

    グリーンディスカス

在庫情報

2019.05.11更新

  • 1尾

    19000円

サンプル
サンプル

シクリッド類。

観賞魚の世界において最もゴージャスな魚種。
多くのバリエーションを持つため、数多くの品種を生み出しました。
現在3種類が認められていますが、以前はいくつかの亜種に分けられていました。
観賞魚業界では、グリーンディスカスと呼ばれているのが本種です。
背鰭や尻鰭に入るブルーグリーンの鱗がライン状にならず、広がることで、おおよそ本種であることが分かります。
一般に高温30℃前後で飼育することが推奨されているようですが、野生個体では、さほど高温での飼育は必要ないようです。
今後もアマゾンを代表する魚種として、また観賞魚の王様としての地位は揺ぎ無いものでしょう。

1尾¥19000.

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メリットは生体が当日着きますのでダメージがありません。
発泡スチロールなどのごみが出ません。
宅急便より割安です。まとめ買いは非常にお得。

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詳細説明

本種の学名 シムフィソドン・タルゾー Symphysodon tarzoo は昔の人には聞きなれない名前かもしれない。
ディスカスは、亜種名を含めると過去に12種類記載されている。特に近年まで使用されていたハラルディ Symphysodon haraldi やアクセルロディ Symphysodon axelrodi は現在では認められていない。両種は何れもアエクイファスキアトゥス Symphysodon aequifasciatus のシノニム(異名同種)にされたからである。
日本の熱帯魚業界では、ディスカスを3つの商品名ヘッケル、ブルー、グリーンで区別し呼んでいるが、外国ではグリーンの名称は使用されていないようで、いずれもブルーになっているようである。
2007年に出された総説では、ハラルディとアエクイファスキアトゥスを認めているため、両者が同一種とされた現在の分類とは異なる結果になっている。
ブラジルにおける本種の分布は、比較的限られている。
アマゾン本流には分布せず、中流部のソリモンエス河支流のジュルア河、ジュタイ河、テフェ河、その下流に広がる広大なテフェ湖に生息する。
ペルーにも生息すると思われるが、科学的な記録は無いようである。
本種にも多くのヴァリエーションが知られ、体全体に薄くパウダー状に青緑色の鱗を持つ個体や、赤い色素の鱗を持ったレッドスポットと言われる個体も多く見られる。また体側のラインの状態は、個体によりかなり違いが見られる。
これらからもいくつかの品種が生まれたと思われる。有名なターコイズと呼ばれる品種は、本種の育種から生まれたものと思われるが、詳しくはそれらの開発者に尋ねるしかないだろう。