コリドラス:ホプリソマ・テネブロスムHoplisoma tenebrosum Tencatt, Ohara, Carvalho, Grant & Britto, 2025

  • 記載

    Tencatt, L. F. C., W. M. Ohara, V. Carvalho, S. Grant and M. Britto 2025 (7 Apr.) Two exquisite new species of Hoplisoma (Siluriformes: Callichthyidae) from the rio Tapajós basin, Brazil, with a discussion on the morphology of the mesethmoid within Corydoradinae. Neotropical Ichthyology v. 23 (no. 1): e240100: 1-76.

  • 分類

    ナマズ目 カリクティス科 ホプリソマ属 ショートノーズ系・ラウンドノーズ系

  • 原産地域

    ブラジル

  • 原産地

    パラ州

  • 成魚サイズ

    5cm

  • 流通名

    コリドラス sp. スーパーアンチェスタ

在庫情報

2026.08.07更新

  • 1尾

    26500円

ナマズ類

以前からスーパーアンチェの通称名で知られていたコリドラスです。
昨年2025年に記載されテネブロスムの学名が与えられました。
属はコリドラスではなくホプリソマに置かれています。
近年価格は高騰しております。

入荷は稀。
Lサイズ1尾¥26500.

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詳細説明

本種テネブロスム Hoplisoma tenebrosum はアクアリウムフィッシュとして紹介されてから、比較的早く記載が行われた種類である。
論文ではアンチェスター(セルパ)ノキウム H. noxium と同時に記載された。
採集地はタパジョス川流域で、ここは以前筆者が独自にノキウムを採集した地域で、その際は流れのある川であった。
しかし記載地は川ではなく比較的小さな池である。
おそらく、河川から雨季に流入した池やその周辺を生息地域にしているのではないかと考えられる。
論文では個体変異や地域変異にも触れ、本種の場合体側の黒線の太さの違いは変異であるとしている。
また、成長段階での色彩や体型の変化にも触れており、かなり詳しく両種の解説が試みられている。
ノキウムにみられる肩口の黒斑の有無や斑紋の違いも変異と結論付けている。
基本的な事として、論文の著者はこの2種をホプリソマ属に置いているが、どうみても明らかなロングノーズ系であるにもかかわらず、ショートノーズ系であるホプリソマ属に入れることには異論が出てもおかしくはないと思う。
同地域に採集に行った筆者としては、ごく近くに行きながら本種を発見できなかったことは残念であるが、トランスアマゾニカからさらに入ったジャングルの池までは到達できなかった。
というより、その時の狙いはビファスキアタ Brochis bifasciata
であったため、途中の枝道は飛ばしてタパジョス川のほとりまで行ったことが発見につながらなかった原因であろう。
しかし、この調査旅行では、他に多くの貴重な体験や未記載種の発見が出来たので、それはそれで良しとしなければなるまい.

参考文献
Tencatt, L. F. C., W. M. Ohara, V. Carvalho, S. Grant and M. Britto 2025 (7 Apr.)
Two exquisite new species of Hoplisoma (Siluriformes: Callichthyidae) from the rio Tapajós basin, Brazil, with a discussion on the morphology of the mesethmoid within Corydoradinae. Neotropical Ichthyology v. 23 (no. 1): e240100: 1-76.