エクソドン・パラドクサExodon paradoxus Müller & Troschel, 1844

  • 記載

    Müller, J. and F. H. Troschel 1844 Synopsis generum et specierum familiae Characinorum. (Prodromus descriptionis novorum generum et specierum). Archiv für Naturgeschichte v. 10 (pt 1): 81-99 + foldout table (opposite p. 99).

  • 分類

    カラシン目 カラシン科

  • 原産地域

    ブラジル、南アメリカ

  • 原産地

    パラ州, アマゾナス州, ガイアナ, ゴヤス州

  • 成魚サイズ

    5cm

  • 流通名

    エクソドン・パラドクサ

在庫情報

2025.07.25更新

  • Sサイズ1尾

    1500円

Sサイズ

カラシン類

体側と尾柄に2つの大きな黒斑を持つ特徴的なカラシンです。
その周囲に黄色い色彩が囲み、鰭のオレンジ色と共に美しい魚です。
しかしその綺麗さとは裏腹に、食性が鱗食いという極めて特殊な性質を持っています。
そのことを理解し飼育することが必要になる魚種です。
飼育は人工飼料でも可能です。

入荷は稀。
Sサイズ1尾¥1500.

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詳細説明

エクソドン・パラドクサ Exodon paradoxus は2025年7月現在、1属1種でその変わった食性と同時に遺伝的にも他のカラシン目魚類と異なる。
多くのカラシン科魚類がアセストロランプス科に移されたが、本種は以前としてカラシン科に留まっている(カーディナルテトラの頁参照)。
以前の南米魚類調査の際、アラグアイア川の支流で本種を採集した事がある。
夜間採集で、岸の浅瀬の緩やかな流れの中に、静かに浮かんでいたのを思い出す。
成魚を数尾採集してビニル袋に入れたが、その数分後、袋は見事に穴を開けられ、水漏れしたのを覚えている。
本種が鱗食いであることは承知していたが、ビニル袋を破るとは考えていなかった。
南米に限らず、世界には特殊ともいえる食性を持つ魚種がいる。
淡水魚だけでなく、海水魚にもそのような食性を持つ種類が知られている。
鱗だけでなく鰭、皮膚、眼球、血液、鰓を食う性質を持つ魚種が存在する。
南米に限れば、少なくとも6属に属する魚種が鱗食い(スケールイーター)である。
それぞれの魚種はそれぞれの方法、(衝撃を与える、噛みつく、削り取る)で対象から鱗をはぎ取る。
時折観賞魚として輸入されるロエボイデス Roeboides prognathus やロエボエクソドン Roeboexodon guyanensis、 ウインプルピラニア Catoprion mentoは、本種と共に鱗食いの代表種である。
これらカラシン科の鱗食い魚種は、共通して単尖頭の歯を持ちその先端は内側にカーヴしている。
エクソドン・パラドクサはその学名の通り外向きの歯を持つが、ロエボイデスの様に多くの歯が明らかに顎骨の外側に突出している訳ではない。
その代わり、ガッチリした下顎にある鋭くカーヴした歯と上顎の内側前方に突出した数本の鋭い歯でアタックし、瞬時に鱗をはぎ取るのである。