クラウンバルブBarbodes everetti (Boulenger, 1894)

  • 記載

    Boulenger, G. A. 1894 (1 Mar.) Descriptions of new freshwater fishes from Borneo. Annals and Magazine of Natural History (Series 6) v. 13 (no. 75) (art. 26): 245-251.

  • 分類

    コイ目 コイ科

  • 原産地域

    東南アジア

  • 原産地

    シンガポール

  • 成魚サイズ

    12cm

  • 流通名

    クラウンバルブ

在庫情報

2025.03.02更新

  • Mサイズ1尾

    2300円

コイ類

クラウンバルブとして輸入された種類ですが、以前から知られたクラウンバルブとは、趣が異なる新着種です。
東南アジア産コイ科魚類は、近年研究が進んだせいか多くの属に分けられ、種名の変更も多々ある様です。
全長約6cm程ですが、この手の種類は模様が変化するため、どのように変身するか興味がわきます。

入荷は極稀。
1尾¥2300.

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配送時間はご相談ください。
メリットは生体が当日着きますのでダメージがありません。
発泡スチロールなどのごみが出ません。
宅急便より割安です。まとめ買いは非常にお得。

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お受け取り日時は、都合により変更になることがありますので、
悪しからず、ご了承ください。
店頭での販売は、外税価格になります。

詳細説明

これがクラウンバルブ?
以前の個体をご存知の方は驚かれることだろう。
かくいう当方もその一人だ。
本種を調べるうちに、本物のクラウンバルブ Barbodes everettiとはどんな魚種なのか疑問を持ち始めた。
面倒な話は別にして結果からすると、本種が B. everetti で間違いないようだ。
すると、今までのあの美しいバルブは何になるのか?
どうやら、バルボデス・ドゥンクケリB. dunckeri がそれに当たるらしい。
とすると、一般名(商品名)のクラウンバルブは学名のドゥンクケリに与えられなければならない。
しかし、学名と一般名の一致を考えればそれはおかしいとなってしまう。
本種を商品として考えるならば、エヴェレッチ B. everetti には別の一般名を与えるのが良いのではないかと考える。
本種を含むビノタトゥスーグループには幾つかの似た模様を持つ個体がおり、種名を決定するのに苦労する。
おまけに、これらの魚種の若魚期は、斑紋が成魚と異なり異種同士で似ているため面倒である。
成魚では体色や鱗の模様、黒点の位置や大きさなどでおおよその判別が付く。
余談だが、フィッシュベースからの検索でグーグルの写真を出すと、論文にある種名を間違えて書いてあるので注意が必要である。
オリジナル論文に当たらない限り、正確なことは分からない。