カプアスレッドテールタイガーローチ Kapuasia falaris Kottelat, M., H. H. Tan and V. Hasan 2024

  • 記載

    Kottelat, M., H. H. Tan and V. Hasan 2024 (2 Dec.) Kapuasia falaris, a new species of nemacheilid loach from Borneo (Teleostei: Nemacheilidae). Raffles Bulletin of Zoology v. 72: 479-487.

  • 分類

    コイ目 ネマケイルス科

  • 原産地域

    インドネシア

  • 原産地

    ボルネオ

  • 成魚サイズ

    8cm

  • 流通名

    カプアシア・マクリセプス

在庫情報

2024.11.22更新

  • 1尾

    8900円

ドジョウ類

ボルネオから輸入された新着のドジョウの仲間です。
メリハリの利いた横縞と鮮やかな赤い尾鰭が目を引きます。
流のある清涼な小川に生息しているようです。

入荷は極稀。
1尾¥8900.

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配送時間はご相談ください。
メリットは生体が当日着きますのでダメージがありません。
発泡スチロールなどのごみが出ません。
宅急便より割安です。まとめ買いは非常にお得。

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店頭での販売は、外税価格になります。

詳細説明

本種はボルネオからカプアシア・マクリセプス Kapuasia maculiceps の学名で輸入された。
マクリセプス種は2024年現在1属1種でボルネオ島カプアス川流域で知られるのみである。
記載時にはネマケイルス属 Nemacheilus に置かれていたが、その後スキスツラ属 Schistura に移され、現在ではコテラットらによりカプアシア属 Kapuasia に置かれている。
本種と記載のカプアシアを比較すると、カプアシアにみられる頭部上面や側面の細かい斑紋が無く、ライン状の模様に成っている。
また尾鰭にある明瞭な横縞が無いなど、模様の点からもカプアシアとは異なっている。
これだけの模様の違いを、同種とすることは一般常識からすると出来ないだろう。
2024年12月、本種についての記載論文が発表された。
新しい学名はカプアシア・ファラリス Kapuasia falaris である。
頭部形状も比較的大きく吻端がやや尖るカプアシアに対し、本種は短く吻端は丸い。
キーに成る口器形態を比較することは出来ないが、本種が少なくともマクリセプス種ではないことは分かる。
以上の比較から考え、以前は本種をネマケイルス科の一種としたが、新しい学名が付けられたことで、一件落着した。
これにより、カプアシア属は2種に成った。