ハンパラ・ビマクラタHampala bimaculata (Popta, 1905)

  • 記載

    Popta, C. M. L. 1905 (5 Aug.) Suite des descriptions préliminaires des nouvelles espèces de poissons recueillies au Bornéo central par M. le Dr. A. W. Nieuwenhuis en 1898 et en 1900. Notes from the Leyden Museum v. 25 (no. 4) (art. 15): 171-186.

  • 分類

    コイ目 コイ科

  • 原産地域

    インドネシア、マレーシア、東南アジア

  • 原産地

    ボルネオ, サラワク, ブルネイ

  • 成魚サイズ

    25cm

  • 流通名

    ハンパラ・ビマクラタ

在庫情報

2024.09.06更新

  • 8900円

コイ類

体側に2か所の黒斑を持つコイの仲間です。各鰭はオレンジ色に成り、尾鰭の上下は黒線が入ります。
頭部や口が比較的大きく、成魚では魚食性があるため、混泳させる魚種には注意が必要です。
小形の内は雑食性が強く、餌は選びません。
サイズも30cmを超える大きさに成長します。
ハンパラ属には似た種類が数種いますので、同定には注意が必要です。

入荷は極稀。
SMサイズ1尾¥8900

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配送時間はご相談ください。
メリットは生体が当日着きますのでダメージがありません。
発泡スチロールなどのごみが出ません。
宅急便より割安です。まとめ買いは非常にお得。

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店頭での販売は、外税価格になります。

詳細説明

本種を含むハンパラ属 Hampala には2024年現在東南アジアを中心に7種が認められている(ハンパラ・マクロレピドタの項参照)。
前者が広く大陸とインドネシア島しょ部に分布するのに対し、本種はボルネオにのみ生息している。
ビマクラタ H. bimaculata はその中でもマクロレピドタ H. macrolepidota と共に広く分布している。
従って、本種ビマクラタとマクロレピドタは混生している可能性もあるだろう。
その他、ボルネオ島にはアンパロング H. ampalong が生息しロペジ H. lopezi も生息の可能性がある。
本種の色彩や模様は特徴的だが、若魚期におけるハンパラ属の他種も同様の模様を示すため、同定には注意が必要である。
体側中央部、背鰭下方に伸びる幅広い黒線は本種以外にもマクロレピドタやサロウィーネンシス H. salweenensis、サバナ H. sabana にもみられる特徴である。
これらの模様は成長と共に変化し、横縞からスポットへと変化することが多い。
本種に関しても、若魚期に明瞭である2本の横縞がいつまで明瞭に残り続けるのかは筆者には分からない。
それこそ、アクアリストに成魚にまで飼育し明らかにして頂きたい。