ギガンテプレコRhinelepis strigosa Valenciennes, 1840

  • 記載

    Cuvier, G. and A. Valenciennes 1840 (Nov.) Histoire naturelle des poissons. Tome quinzième. Suite du livre dix-septième. Siluroïdes. v. 15: i-xxxi + 1-540, Pls. 421-455.

  • 分類

    ナマズ目 ロリカリア科

  • 原産地域

    南アメリカ、ブラジル

  • 原産地

    アルゼンチン, パラグアイ, マト・グロッソ・ド・スル州, サン・パウロ州, パラナ州, サンタ・カタリーナ州

  • 成魚サイズ

    30cm

  • 流通名

    ギガンテプレコ, ホワイトギガンホワイトギガンテプレコ

在庫情報

2024.08.18更新

  • Mサイズ1尾

    9800円

プレコ類

丸い頭部と比較的扁平な体型で、特に模様はありません。
ほぼ全身黒っぽく、プレコ類には珍しく脂鰭がありません。
主にパラナ川水系に生息しています。
野外では40cmを超える大きさに生長します。
サンパウロ州では、食用にされている魚種です。

入荷は稀。
Mサイズ1尾¥9800

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メリットは生体が当日着きますのでダメージがありません。
発泡スチロールなどのごみが出ません。
宅急便より割安です。まとめ買いは非常にお得。

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店頭での販売は、外税価格になります。

詳細説明

アーマードプレコ類は、扁平で大きな頭部や黒っぽく模様のあまり無い体で、独特の雰囲気を持っている。
そのため、一見してこのグループの魚種ではないかと察しが付く。
しかし歴史的経緯を見てみると、著名な魚類学者がそれぞれの考えを持ち、統一のとれた種分類に落ち着くまで紆余曲折があったことが分かる。
2024年現在、このグループは3属6種にまとめられている。
それらはポゴノポマ Pogonopoma、プセウドリネレピス Puseudorinelepis、リネレピス Rhinelepis で、以前ポゴノポモイデス・パラヒバエ pogonopomoides parahybaeとされた種はポゴノポマ属へ移された。
またゲニバルビス種 P. genibarbisは以前リネレピス属に置かれていたが、現在はプセウドリネレピス属に移され1属1種と成っている。
アーマードプレコ類は外部形態の特徴として、多くのプレコ類に存在する脂鰭が無いと思われているが、ポゴノポマ・ウェルテイメリ P. wertheimeri には脂鰭が存在する。
種査定がそれだけで決まるわけではないが、入荷したアーマードプレコに脂鰭があれば、本種である可能性は高い。
画像の個体をリネレピス・アスペラ Rhinelepis aspera とせず、ストリゴサ R. strigosa としたのは論文からその体型で判断したものである。
より科学的ポイントもあるが、生体を販売してしまったため、確認が取れない。
この2種は分布域もパラナ川水系では重複している。
以前調査したパラナ川では多くのプレコ類に混ざって本種の大型個体が採捕されていた。
水は透明度が高く澄んでおり流れも結構ある大河で、水深がかなり深い場所で採れていたと記憶している。
他の種類同様、本種も食用にされる。